-改修日記- 東京から左官屋鹿間親子来る!の巻
改修日記で前にも紹介しましたが、改めて紹介したいのが
女将、きむの地元の友達で左官屋さんの、しかちゃん。
梅夜の正面玄関の壁や母屋のお部屋の壁を塗ってくれたのが、しかちゃんです。
親子代々、左官屋さんをしているしかちゃんは、
今回わざわざ東京から、おっきなトラックに材料積んで、京都まで来てくれました。
しかちゃんは一週間ほど、京都に滞在してたのですが、
超ハードスケジュールの中、”しかちゃんwelcome会”やら、”しかちゃんまたね会”を
開催し、京都の仲間たちにもすっかり溶け込んでましたわ。
作業中の合間の休憩の様子。たのしそうに話してるねえ。
そして、しかちゃんだけでなく、なんと!おとっつあんも東京から来てくれたのです。
おとっつあん、梅夜のかまえの壁を塗ってくれてます。
漆喰に紅がらを混ぜたもの。
親子の共同作業。その背中は格好よく、美しい。
聴の間の壁はわたしが選んだ浅葱。月屋さんとおなじです。
岩本くんも参戦!
しかちゃん、岩本くんふたりで縁側の壁を。
なんだかこのとき、ちょっとジーンとしたのを思い出します。
このふたりにどれだけ助けてもらってんだろってね。
いよいよ大詰め、
離れの下地をしてくれてます。
ぼろぼろの壁を補強してくしかちゃん。
塗りにくいところも、えいやーーー、どやーーーっと
塗ってく塗ってく。もう身体限界の中で朝から夜中まで作業してくれました。
疲れてきた時のしかちゃんはこんな風に寝癖がぴょんぴょん。
この写真は漆喰を塗ってくれてるときですねえ。
材料を練ってる様子。
うしろにちょこっとゆみちゃん(金魚家、鯉屋の女将)写ってますね。
べんがら塗りにきてくれてた。
口は乱暴だけど、繊細で優しく、熱く、ときに熱すぎるくらい熱い、
まっすぐな性格のしかちゃん。
左官のことをなーーーんにも、というか改修することの大変さを
ほんとなーんにも分かってなかったわたしを、助けてくれたひとりです。
最終日にはみんながしかちゃんに会いに来てくれました。
記念の一枚。
最後にこのしかちゃんらしい写真を一枚。
カラオケで熱唱してるとこ。
へとへとの中、無理やりいったカラオケもいい思い出。
また京都に戻ってきてね★
みなさま、運よく(?)しかちゃんに梅夜で会えたら
一緒に飲みにいきましょう。
女将 木村淳子