-改修日記- チーム梅夜のご紹介 左官担当岩本くんの巻
桜の季節がやってましりました。
春も桜も大好きですわ。うきうきするし元気になるし。
今年はちょっと遅めですね。早く見に行きたい。さくらの開花情報みながら、うずうず。
下の写真は梅夜から近い平野神社の写真。いい感じに咲き乱れている、さくらもちらほら。
(撮影:京都旅人 林(リン)さん)
さて、チーム梅夜の紹介。今回は左官を担当してくれた、われらの岩本くん。
岩本くんは9月の終わりに梅夜に偵察にきてくれ、そこから改修が終わる最後の最後の最後まで
付き合ってくれました。
岩本くんは、月屋さん、鯉屋さん、日暮荘さんの壁も担当してきた、
もうわたしらの中じゃ無くてはならぬ存在です。設計の中村くんの後輩でもありんす。
手先が器用で、公家顔でひっそり頑固。
壁を塗りまくった後は髪の毛ボリュームアップ。
梅夜の高い高い火袋をひとりで塗りあげてくれました。
壁を塗るときに流すDJ岩本の選曲がいつも良くて、
そしてぽつぽつと、おもしろいこと時々言うよね。
わたしがえーーーーーい!と破壊した階段の壁や、
離れのモルタルや、漆喰の材料作り、指導などなど。
ありとあらゆる梅夜の壁を、塗ってくれた岩本くん。
伝統的な手法で、伝統的な技を使い、ぼろぼろの壁を
丁寧に丁寧に塗り重ねていく。
土を練る、運ぶ、塗る、この作業ってほんとにきっつい仕事。
監督のたじさんと足場を造ってる様子。背中がかっこいいぜーーーーー!!!
公私ともにほんとーにお世話になった岩本くん。
いまは、建築士として”平旅籠ひばり Hibari Hostel”の改修中。
ぷらす、大徳寺のそばの孤菴Kissa Co(オープンはまだ)の左官も進行中。
平旅籠ひばりは、
「だれでも、どこでも、いつまでも旅をし、豊かな人生を。」がコンセプト。
怪我をしても、歳をとっても、いつまでも旅できる場所作りを目指し、今年の夏オープン予定。
お施主さんは、なんと金魚家のさん、超ベテランスタッフけいくんと、
梅夜のHP作成をヘルプしてくれた錺屋さんのつばさちゃん。
(くわしくはうえさまの錺屋ブログから)
なんてすてきなコンセプト。岩本くんは設計だけでなく左官も担当。すごいわなあ。
そして、現場監督、電気工事担当はチーム梅夜といっしょ、たじさんと大山さんです。
人と人がどんどん繋がって、おもろく素敵な仲間がどんどん増えていってます。
町家を改修していく様子がみれるこちらのひばりのInstagramも、ぜひチェックしてくだされ。
最後に岩本くんの、おちょけた変な写真。
梅夜のバーカウンターに、猫背の公家顔のシュッとした子が呑んでたら
岩本さんですか?と声掛けてみてくださいね。
女将 木村淳子